フグの雌雄については、今のところ詳しくわかっていないようです。見かけでは判別できない、というのが現状です。魚類は一般的に雌雄異体です。しかし、色(ベラ・ハナダイ・タナゴなど)や形(サケ・タツノオトシゴなど)で雌雄を区別できる魚は少なく、食用魚としてなじみのあるアジ類、イワシ類、サバ類、ヒラメ、マダラ、フグ類などは外見だけでは区別できません。ふつう、雌雄でペアとなって産卵する魚(サケ、カワハギ、カサゴなど)は、外見上の雌雄差が明瞭です。これは、相手に性別を知らせるためと考えられています。一方、群れで産卵するものは雌雄差がありません(マイワシ、サンマ、マアジなど)。トラフグの精巣(白子)は食通の間で珍重されており、白子を持った雄として出荷できれば付加価値が付き、高値で取引されることが可能なため、様々な試みがされていますが、決定的なものはないようです。
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