おもしろいっ!
違う本を読んで、おもしろかったので、この本を手にしたのですが、
あるあるっ!とおもうようなことを、
微妙な絵で書いてあって、こんなに気づいて本にするってすごい!とただただ感心。
そんなかんじが、たまらなくおもしろくて。
その後ベトナムに行くことになり、
また、本を読み返して参考にしました。
これを読んでいったからか、
ちょっとやそっとじゃ驚かなかった。いいことですね。
とにかく、おもしろかったので、他の本も買ってみようとおもいます。
逆境も思い出
さらに苦戦していますねこの御2方・・・。
環境的にはエジプトの方がきつい様に感じましたが、対人関係ではこちらの方が大変なご様子で。
今回も現地人との交流(トラブル)はコミカルに描かれているのですが、エジプト編に比べると現地人の悪い人達ばかりにスポットが当てられているようで読んでいて寂しくかんじてしまいました・・・。
現にそういう人たちも居るでしょうし、偶然多く出会っただけかもしれないので、その分その逆の人達を多く見つけて取り上げて欲しかったですね。(誤解する人もきっといる筈。)
その国の人にしかない良い部分ってきっとあると思いますし。
作中登場した優しいシクロ屋のおやじさんみたいな人は少数派って訳じゃないと思うんですけど。
また現地での宿泊トラブルもホテルがぼろい、部屋が汚い、お湯が出ない等等キリがありませんが、そうゆう事はある程度出発する前に想定できるとおもいます。
エジプト編はそれでも逆にそんなシチェエーションを楽しんだりしていて良かったのですが、なんだか今回は文句ばっかりで残念でしたね。
ちなみに今回も旅先でのプチ情報は満載ですので、読み物としてはなかなか楽しめるとおもいます。
ユニークな旅日記、偏った視点
最近ベトナムに行ったばかりの私としては、著者たちが旅行した当時(97?98年?)は本当にこんなに悪質なベトナム人ばかりだったのかと信じられない印象です。著者の表現から察するに、かなり偏った悪印象ばかりが述べられているのではないかと推測します。
ユニークな視点でたくさんの著書を出している二人組だけど、視点がわがままというか、固定観念が強すぎるのでは。旅に出れば日本では当たり前のことが当たり前でないなどという現象はつきもの。むしろそれが旅の醍醐味でしょう。お二人はこの本を書くために旅行中いろいろ観察したようだけど、日本式のサービスが提供されることを前提にしているとしか思えない文句ばかり言い、特に相手のことを理解しようとしているようにも見えません。
お金がないと言いつつも仕事を数ヶ月休んで飛行機で外国に乗り込める身分の人たちが「私たち貧乏だから」などと言っても説得力がありません。明日のゴハンがかかっている現地の人たちが必死で2倍3倍(それとて日本円にしてみれば5円10円の差)を吹っかけてくるのに本気で腹を立て失望する姿はむしろ滑稽です。「あの女」「ボリ野郎」などの言葉が乱発されるのは、読んでいて気持ちのいいものではありませんでした。
そんな悲惨な二人の旅日記だけれど、(不快な表現を見なかったことにすれば)読み物としてはけっこうすいすいと読ませるので、星はふたつにしました。この著者の本は30分程度で読めるし軽くて面白いので、二人の意識が成長したことを願いつつ他の著作も読んでみようとおもいます。
ガイドブックじゃ読めない話が満載!
女性二人による旅行記。 旅慣れた人達で、不衛生な食べ物、安宿、シクロなどの通常はご法度なアイテムにも挑戦。 観光客ズレした子供、女性の働きにたかる男性、女性でも人前で平気で放尿する習慣、洋式便器にたくさんの小虫がたかっている話など、「目にしても普通ガイドブックには書かないでしょ」な内容が楽しい。買物目当ての旅じゃないから、物より景色や人をじっくり見ているように思う。 少数民族の村を訪ねたときの話など、ちょっとじんとしました。 良い話と悪い話の数を数えたら、悪い話しの方が多いかも? それでも旅が好きだし、ベトナムも好き、という雰囲気が伝わる。 好印象。
面白いけど・・・
写真やイラストが豊富でベトナムの旅人に対する態度がわかりやすく描かれています。シクロの比較や旅のなかま(持って行くと役に立つもの)のページは行く前の人には役に立つはず。 ただ書かれていることの多くはベトナムでなくて、タイやラオスでも経験できること。また人間観察や生活スタイルの分析で感情的になりすぎている感じを受けました。見方を変えれば楽しめたことを愚痴っていて、ベトナム好きな者の一人としては寂しい気がしました。これから読む人はこういう経験をすることもあるくらいに捉えた方がいいとおもいます。
JTB
エジプトがすきだから。 単行本 ポルトガル朝、昼、晩。 エジプトのききめ。 単行本 旅のコーフン k.m.p.の金もーけプロジェクト。
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