ダイエット書は医学的根拠に基づいたものが良い
いろいろダイエットの本を読みましたが、この本の理念が今のベースに近いです。
「食べないのに痩せない」という人は栄養失調で太っているとか(菓子類と野菜しか食べないから、栄養を吸収できない&筋肉がつかないETC)運動で痩せるのは難しいとか、今までいろいろなダイエットに失敗したり維持しづらくなった経験がある方は耳が痛いながらためになる事実万歳。
医者の不養生、という言葉もある通り医師でありながら胃の摘出をしたりダイエットで死んだりしている人もいるので私は「医者が言っているから」と職業で言うわけではありませんが、この著者の場合は何故寝ている間に痩せるか、どんな風に脳が栄養をほしがるか、などをすべての理論を根拠づけ、医者ならではの知識でメカニズムを緻密に説明し、そして内容がわかりやすいのでこの説は信用できます。
まあ確かにちょっと辛口ですが、「そんなに食べていないのに太る」という人って大抵食事を少なくして間食が多い、というのは事実なので客観的に見るいい機会になると思います。教養もさほどないのに太っている人を馬鹿にするネタにしている某女性作家よりは好感が持てます。
バイブル的存在です
ここ最近書かれたこの手の本は何冊も読みましたが、この本は約20年前に書かれたとは思えないほど、的確な内容でした。何年前だろうと、やはり真実は変わらないんですね。適正よりオーバーしているなら必ずやせられると自分を信じられるようにもなりました。 男女別最低脂肪備蓄量から適正体重を求め、具体的減量数値は何Kgか?っていうのも、目からウロコです。やみくもに体重を減らしたがる人には是非とも知ってもらいたいです! そして私もこの医学的減量法で6Kgやせました。そして目標はあと3Kgです♪
書いてることは正しいのだけど・・・
健康的なダイエットについて記載があって、確かに 正しいとは思うのですが、どうも読者を馬鹿にしていると いうか、皮肉った表現が多くてすきになれません。例えば、“肥満度60%あるような人は、ストーブに 近寄らないほうがいい。脂肪の塊が爆発しかねないから。” というような表現など、そんなことを医療現場で言ったら ドクハラになるのでは?なんて思ってしまいました。 書かれたことに対して奮起して、ダイエットできるなら、 いいかもしれませんが、私はあまりオススメできません。
最も安くやせられる
ダイエット本は大体、実現不可能なものや、まやかしが 多いのですが、本書は医師によって書かれたものです。基 礎代謝を上げることで、消費されるカロリーを多くして、 食事の量を減らさなくても体重が減るという理論です。 最初は「眉唾」かと思いましたが、私がこの本で紹介さ れている「階段駆け上がり」を1日2回続けたところ、半 年で9kg程度減量できました。 個人差はあると思いますが、こんな安く、道具もいらず 減量できる本はまれだと思います。何人かの知人に紹介し いずれも喜ばれています。
講談社
|